研修講演のご案内
メンタルヘルス・コーチング
「メンタルヘルス・コーチング」では単に、「病気ではない」状態ではなく、「一人一人が生き生きと力を発揮して仕事をしている」状態を目指しています。
職場の一人一人の力を十分に引き出すための職場の環境、心身の状態つくり、コミュニケーションについて研修していきます。
1. 今なぜメンタルヘルスが必要か
- リストラ、合併による不安感の増大
- 「やらせる」「ひっぱる」縦型マネイジメントの弊害
- IT化が進み、生のコミュニケーションが不足、他者への関心が低下
- 人間関係が協力から競争へ
- こころと身体、人間関係に対する感受性の低下
- 職場不適応 : 会社員の6割がストレスを抱えながら仕事をしている
- 職場のストレス原因の一番は「人間関係」
2. メンタルヘルス・コーチング研修の内容
ストレスマネジメント、うつ病の知識、コミュニネーションの3部から構成されています。
ストレスマネジメント
ストレッサー(ストレスの原因)に対してどのような打つ手を見出していくか、そしてたとえストレスがかかっても心身にダメージを受けないストレス耐性を身につけることがストレスマネジメントのポイントとなります。
コップを自分自身、中の水をストレス反応に例えます。中の水が一杯になってあふれてしまうと病気になってしまうのです。

うつ病の知識
「うつ病」は近年、ますます増加しています。WHO(世界保健機関)は2020年にはうつ病は世界で2番目に多い疾病になると発表しました。
うつ病は脳の機能障害です。私達の脳は「情報の多さ」「スピードの速さ」「めまぐるしい変化」に適応するためにくたびれているのです。真面目で頑張る人、つまり企業にとって大切な戦力となる人ほどうつ病になりやすいのです。うつ病に対する理解と、部下がうつ病になったら、具体的にどのように関わったらいいのか、復帰のためには何ができるのかについてお話します。

うつ病は脳の機能障害
コミュニケーションの健康度を上げる
やる気がない部下に「やる気をだせ」とプレッシャーをかけたからといってやる気がでるでしょうか?むしろ反発したり疲弊していくだけです。そしてそのプレッシャーが悪いストレッサーとなりメンタル不全の原因にもなります。
活き活きと自分の力を発揮して仕事をする部下を育てるためには、相手の内側にあるエネルギーを引き出すコーチング方法を身につける必要があります。

3. 一日プログラムの例
ストレスとは何か
- 最適のストレスレベル
- ストレスの影響を受けやすい人
部下の行動からストレスサインを読みとる
- 攻撃的な行動に出るタイプ
- 逃避的な行動に出るタイプ
- ライフスタイルの乱れとなって現れるタイプ
ストレス対策
- ストレスサインのキャッチ
- ストレッサー(ストレスの原因)の確定
- ストレス耐性を上げる−ストレスに負けない心身の基盤作り−
うつ病にいかに対応するか
- うつ病とは、どのような病気なのか
- 気づくポイント
- 関わりのポイント
- 職場復帰
コミュニケーションの健康度を上げる
- 傾聴
- 承認
- ストレス対処法コーチング
- やる気を引き出すコミュニケーション